なんか母がやたら不機嫌そうなんですけど、私何かしましたっけ？
　後、別件でちょっとフラッシュバックっぽくなってちょっとへこんでる所に父の話をうだうだ聞いてたら結論として、私生まれてこなけりゃよかったなとなりました。
　いや、まじで今でも根に持ってるレベルに忘れてないのが、殆ど交流の無かった親戚の法事で、応えづらい質問に曖昧に笑ってごまかすような展開になった後、小学生高学年とは言えど大人の対応はまだできない年頃にもかかわらず、車に戻るなり運転席から振り向いた母にとてもナチュラルに思いっきり太腿をつねられたこと。
　あのさ、十一歳くらいの子供に何期待してるわけ？　人生経験十一年で学校以外の社会なんて知らないしそもそも親戚づきあいなんてあまりにも乏しい環境なのは親なら当然理解してるだろうと未だに思い出す。
　そしてその乏しさたるや、こちらの親戚の住所の番地なんか知らねーよという……。

　そんなだから夜遅くになんか甘いもの欲しくなって鉄分ウエハース二枚をぶち込み、ただいま２００ミリリットルの牛乳をゼリーで固めた虚無牛乳プリンをかき込んでいます。
　いや、居場所無くて３６度の室内で半日サウナしてたから水分も足りないですけど……流石に砂糖は入れなかったので練乳ちょっとかけたが、まぁ虚無の味がしますね。そのわりゼラチンはちょっとお腹に重い。なお、冷却がギリギリすぎて、凝固してるけどぬるい。虚無度高い。

　目下カタツムリみたいなペースで創作しておりますが、なんというか、これが遺作で悔いはない、みたいな作品が作れるまでは、まあ、頑張りますわ……。