いつもお読みいただきありがとうございます。

現在連載中の『霧晴れる時、君は』は本日、最終話を含めた2話を公開、
そして明日、おまけ3話を公開して完結となります。
ほぼ長編となった今作は、受けに女装させて喜ぶなら女の子と付き合えばいいのに…という私のモヤモヤから始まった話でした。
なのでとにかく受けの悠馬には女装やかわいいと言われることをとことん嫌がってもらいました。
もっと嫌がらせたかったけど、それだと悠馬が女装してくれないのでそこは都合よく渋々着る体にしました。
後にその女装やかわいいを利用するという悪知恵も悠馬は身につけました。

かわいいを増幅させ、全てを包み込み、有りのまま丸ごと全部大好き！という攻めの溺愛も書きたかったので、それを湊にやってもらいました。
この溺愛がないと悠馬のかわいいと言われることへの嫌悪感を補えなかったので、湊には頑張ってもらいました。

悠馬の計画や告白は最初から決まっていました。
揺らぐことなく悠馬を愛してくれる湊へのご褒美です。

ラストも納得しています。
この着地でよかったと思ってます。

最後まで読んでいただけると幸いです。