こんにちは、暑くなってきましたね。
作中の時期も夏なので、なんとなく実感しながら執筆作業をする日々です。

さて、今回は作中の転位装置「テムイ」について改めて説明しようと思います。

テムイとは大戦が終わって4年経って開発された、移動技術です。
作中では人の移動シーンが多くありますが、実際は物流で瞬時にモノを届ける方が認知度が高いです。
白い門のような形をしています。

人が移動出来るまで技術が到達したのは、作中の時系列ではここ最近(半年ほど前)の話で、斉天祭の場で人の瞬間転位を大々的に発表する…はずでしたが、妖魔が大量に発生する事態に陥っています。陰陽衆はこの責任をどうするんでしょうね。

また、テムイはモノを移動させること以外に演算処理にも長けています。
その為、公共のインフラや情報伝達の処理速度など、生活面でも重要な役割を持つようになりました。

特に医療では大きく貢献し、大戦が終わり、テムイが医療現場に導入されると、治療方法が何千倍にも広がり、回復者数を多く出しました。

それぞれの症状に何千通りの演算を瞬時に行い、最善の療法を示す。
皮肉にも、大戦後になると日本国の医療技術が格段に跳ね上がりました。

テムイは今の人々を支える、なくてはならない霊術装置。

その大本となる、紫微苑についてはまた改めて話していきたいと思います。