せいいち

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小説投稿初心者です。鎮まれいぼ痔。 これから小説家になろうにも同じものを投稿する予定です。 https://mypage.syosetu.com/2778978/

『吸血鬼狩人、宿敵と同居する』6話更新と、吸血鬼狩人

前回のあらすじ:話の簡単な筋が決まったので次はキャラクターを作ることにした私。さっさと名前を決めておかなかったことが地の文とかセリフ文とか一般名詞のややこしさに繋がることを、まだこのときの私は知る由もなかった。

外見は簡単に決まる。クルースニクが化ける生き物は白いので本人も白いに違いないと安易に色素を欠乏させた。白髪はある程度伸ばしてもらい、目は紫色、筋骨隆々だが成長途上、という感じで趣味を詰め込んだ。

悩んだわりに狩人の名前は決まった。夜明けから苗字は『暁』、ドイツ語の光から名前は当て字にして『理人』にした。正義の味方っぽいやつになるといいな、と念じながら書こうと。
理人「いいえ。正義の味方じゃない。何であれ人を殺そうとしてるものが正義の味方を名乗りたくはないです」
へえ、なるほど。

ところで二人の同居のきっかけは冒頭で理人は宿敵の吸血鬼を半殺しにし、裸にひん剥き風呂に突っ込んだことだ。この行動では正義の味方に疑問符が付く。おかしいんじゃないの。そういうのを書くのは得意だ任せろと私の筆が走る。
しかしながら彼のパーソナリティは善寄りでなければならない。悪い吸血鬼に対抗する以上、善玉である点は崩したくないのだ。吸血鬼以外の全てには基本的に善人に見えるようにしなければならない。
そして彼は多感なティーンエイジャーだ。ティーンエイジャーでいられる年もほぼないが、とにかく多感な年頃である。思春期大爆発。
そういう感じで、暁理人の性格や方向性は筆に任せることになった。

最後にバックボーンだ。これは頭を使わなければあっという間に矛盾することになる。
つっこみ私「クルースニクは東欧の伝承だろ。日本だったらバンパイアハンターじゃなくて鬼狩りとかになっちゃう」
ボケ私「わお!」
それに二人の同居なのだから他の人がいてはならない。吸血鬼狩人になるきっかけもいる。
よし、幼い頃に親と死別させて吸血鬼狩人に引き取らせて、なんやかんやあって一人日本に渡ったことにしよう。なんやかんやは明日の自分が考える。
そういうわけでバックボーンがだいたい決まった。

吸血鬼の正式な名前はそれからかなり時間がかかって決まったのでした。どんとはれ。

今回の更新で最初の三月のお話は終わり、次回から四月の話が始まります。吸血鬼が学校に行ったり、喫茶店に行ったりします。
次回もどうぞ、ご期待ください。
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登録日 2024.07.17 23:04

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