『吸血鬼狩人、宿敵と同居する』5話更新と、この物語の始まり
前回の注意文はやり過ぎではなかろうか。一回やったら毎回やらなきゃならないんじゃないか。軽犯罪ほど倫理観が出るというし。まあいいや。やっちまったもんは仕方なし。反省会終わり。
閑話休題。
あるところに、悪魔城ドラキュラにハマり、吸血鬼やヴラド三世について何かと調べ物をしていた私がいました。私は下記の本を読んでいました。
著:マシュー・バンソン、訳:松田和也『吸血鬼の事典』青土社
この本の『クルースニク』の項を読んでいた私は、こう思いました。
「ワイにもこういう宿敵欲しいなぁ……せや! 作ればええんや!」
私は小説を書くことにしました。
「どうせなら短編でなく長い話を書きたいな。それなら同居ものだろう。前から宿敵同士を同居させてみたかったんだよ」
十二ヶ月になぞらえて十二段に分け、宿敵たちを一つ屋根の下に暮らさせることにしました。
「それより何より決めるべきは決戦の日がいつかやな。夏至か冬至に相場が決まっとるが、日に偏りがあるのはな。春分か秋分にするか。さてどっちにしよかな〜…」
「よし、春分にしよう。三月二十日や。日本は四月はじまりだし、『月下の夜想曲』の発売日やし、ワイの誕生日も近いし」
決戦の日が決まったついでに、誕生日も同じにしました。そのため彼ら二人、理人とシャンジュは遅生まれで、物語が始まったその時点では満十八歳。明くる四月からは(順当に進学できたなら)大学生にもなれます。
「あっ名前! どないしよ!」
いい名前が思いつくまで、後回しにしました。
そんな感じでこの小説は作られていきました。
十二の段に分けただけでは四季折々のイベントを十分に描けないことに気付き日付で区切ることにしたり、キャラクターが手癖で動き出したり。紆余曲折ありながらも、なんとか一年かからずに、一年分を完成させることができました。
しかし人の未練は恐ろしいもので、一年を越えた先の話を書きたくなりましたとさ。
どっとはらい。
次回の更新で、三月のお話はおしまいです。どうぞご期待ください。
閑話休題。
あるところに、悪魔城ドラキュラにハマり、吸血鬼やヴラド三世について何かと調べ物をしていた私がいました。私は下記の本を読んでいました。
著:マシュー・バンソン、訳:松田和也『吸血鬼の事典』青土社
この本の『クルースニク』の項を読んでいた私は、こう思いました。
「ワイにもこういう宿敵欲しいなぁ……せや! 作ればええんや!」
私は小説を書くことにしました。
「どうせなら短編でなく長い話を書きたいな。それなら同居ものだろう。前から宿敵同士を同居させてみたかったんだよ」
十二ヶ月になぞらえて十二段に分け、宿敵たちを一つ屋根の下に暮らさせることにしました。
「それより何より決めるべきは決戦の日がいつかやな。夏至か冬至に相場が決まっとるが、日に偏りがあるのはな。春分か秋分にするか。さてどっちにしよかな〜…」
「よし、春分にしよう。三月二十日や。日本は四月はじまりだし、『月下の夜想曲』の発売日やし、ワイの誕生日も近いし」
決戦の日が決まったついでに、誕生日も同じにしました。そのため彼ら二人、理人とシャンジュは遅生まれで、物語が始まったその時点では満十八歳。明くる四月からは(順当に進学できたなら)大学生にもなれます。
「あっ名前! どないしよ!」
いい名前が思いつくまで、後回しにしました。
そんな感じでこの小説は作られていきました。
十二の段に分けただけでは四季折々のイベントを十分に描けないことに気付き日付で区切ることにしたり、キャラクターが手癖で動き出したり。紆余曲折ありながらも、なんとか一年かからずに、一年分を完成させることができました。
しかし人の未練は恐ろしいもので、一年を越えた先の話を書きたくなりましたとさ。
どっとはらい。
次回の更新で、三月のお話はおしまいです。どうぞご期待ください。
コメント 0件
登録日 2024.07.16 22:59
0
件
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。