霊力について話そうか
早速いきましょうか。
一番始めの小話ということで、霊力について話しましょう。
15話で桜下さんが的をいた話していましたが、霊力とは霊魂から漏れ出した身体をくっつける接着剤です。
生命が誕生する段階で、身体が形成された時に霊魂がやってきます。この瞬間に、生き物と呼べるモノが成立します。
草木でもミジンコでもなんでも。生きてモノは多かれ少なかれ霊力を所持します。逆に、無機物で出来たモノに霊力は自然発生しません。
じゃあ、ミジンコでも霊力を使って何か出来るのかと言われればそれは違います。
何故なら、仕組みを理解できるほどの知性を持っていないからです。
仕組み、つまり霊術のことです。
自身にある霊力を理解して現象を発生させる仕組みを霊術と呼び、霊術を生業とする人を霊術者と呼びます。
霊術はいくつか型があり、結界術や式神術、舞、五行術….などなど。それらを使う人をまとめて霊術者と言うので、結界整備師も、舞師も同じ霊術者の括りになります。
なので、人は誰でも霊術を使える可能性を持っています。
けれど、可能性です。
現実で言う、医者や弁護士、警察にみんながなれるわけがないのと同じように、人がみな同じ技量で霊術が使えるはずがない。個人それぞれにセンスの差があり、霊術も対災禍条例(9話と11話参照)によって厳しくなっています。
霊術業界で食ってやっていけるのは、技量と根性が必要。
そう考えると、春明マンはすごかったんですね。えらい、えらい。
一番始めの小話ということで、霊力について話しましょう。
15話で桜下さんが的をいた話していましたが、霊力とは霊魂から漏れ出した身体をくっつける接着剤です。
生命が誕生する段階で、身体が形成された時に霊魂がやってきます。この瞬間に、生き物と呼べるモノが成立します。
草木でもミジンコでもなんでも。生きてモノは多かれ少なかれ霊力を所持します。逆に、無機物で出来たモノに霊力は自然発生しません。
じゃあ、ミジンコでも霊力を使って何か出来るのかと言われればそれは違います。
何故なら、仕組みを理解できるほどの知性を持っていないからです。
仕組み、つまり霊術のことです。
自身にある霊力を理解して現象を発生させる仕組みを霊術と呼び、霊術を生業とする人を霊術者と呼びます。
霊術はいくつか型があり、結界術や式神術、舞、五行術….などなど。それらを使う人をまとめて霊術者と言うので、結界整備師も、舞師も同じ霊術者の括りになります。
なので、人は誰でも霊術を使える可能性を持っています。
けれど、可能性です。
現実で言う、医者や弁護士、警察にみんながなれるわけがないのと同じように、人がみな同じ技量で霊術が使えるはずがない。個人それぞれにセンスの差があり、霊術も対災禍条例(9話と11話参照)によって厳しくなっています。
霊術業界で食ってやっていけるのは、技量と根性が必要。
そう考えると、春明マンはすごかったんですね。えらい、えらい。
コメント 0件
登録日 2024.03.18 15:24
0
件
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。