①の続きです。

最後になりましたが、連載中であったお正月には思いもよらない事態が連続して起こりました。
そのさなかに私はお話を変わらず上げ続けて参りました。それは間違っていることではないと思いながらも、お見舞いのお言葉を公に申し上げることもなくお話を上げ続けていいものかについては迷いました。
そして言葉を選びきれず時間が経ってしまいました。

もちろん全ての被災された方に対してとても胸が痛みますが、私のお話読んでくださっている方に大変な状況の方がいるかもしれないということを思うと言葉が出なかったことが理由です。
お話を読んでくださっている方は他の被災者の方とは違い、私の言葉に直接触れる可能性があるからです。

未熟な私はその可能性を考えると言葉が出ませんでした。
今も言葉が見つからず定型文のようなことしか言えないことが、大変情けないです。
しかしながらありふれた言葉ではございますが、これが私の心からの気持ちでもあります。

大変な状況にいらっしゃる方が一日も早く穏やかな暮らしに戻れますよう心からお祈りしています。

ここまで読んでくださり、ありがとうございました。


2024年1月6日　ゆなな

※『平凡な俺が魔法学校で冷たい王子様と秘密の恋を始めました』6章終わりに掲載しておりましたが、連載再開にあたって非公開にいたしましたのでこちらに再掲いたしました。