ちびたん様
コメントありがとうございます!
久々にアレクセイが書けて楽しかったです!
また書きたいキャラだと思っているので、そう言って頂けてとても嬉しいですっ。
是非ご一緒に「お前が言うなっ!!」のツッコミ待ってます(^_−)−☆笑
新年のご挨拶と小話②
「変態とは」②── 旦那様が言ったので より
昼時の王宮。
文官の二人組が廊下の隅で話し込んでいた。
「娼館は自分の性癖を曝け出せる場所なんだよ、妻相手には中々難し……」
娼館について熱く語っていた文官の男は、気配を察して視線を移すと、ちょうど資料室から文書を手にした王弟アレクセイと目が合った。
彼は僅かに眉間に皺がより、嫌悪感を放っている。
「も、申し訳ございませんっ」
仕事中の私語ではなく、休憩中の他愛もない会話の筈だったが、アレクセイの鋭利な刃物のような視線につい謝罪の言葉が出てしまった。彼は新婚かつ愛妻家、文官の顔が引き攣る。
アレクセイは怒鳴り散らすような真似はしない代わりに、機嫌が悪いと凍てつくようなオーラを放って室内の温度を下げる。
普通に怖い。
逃げるように去っていく文官を尻目に、アレクセイは鼻で笑った。
(妻以外に自分の性癖を晒して興奮するだと……?理解出来ん、とんだ変態だな。アリスティア以外にあのような姿を晒すなどと……。帰ったら寝室でアリスティアに踏んでもらったり……色々お願いしよう)
アレクセイは屋敷で自分の帰りを待っているであろう妻、アリスティアに想いを馳せた。
完。
「変態」って言われたくない二人に「変態と言われてしまう」をテーマに書きました!
今年もよろしくお願い致します( ͡° ͜ʖ ͡°)
昼時の王宮。
文官の二人組が廊下の隅で話し込んでいた。
「娼館は自分の性癖を曝け出せる場所なんだよ、妻相手には中々難し……」
娼館について熱く語っていた文官の男は、気配を察して視線を移すと、ちょうど資料室から文書を手にした王弟アレクセイと目が合った。
彼は僅かに眉間に皺がより、嫌悪感を放っている。
「も、申し訳ございませんっ」
仕事中の私語ではなく、休憩中の他愛もない会話の筈だったが、アレクセイの鋭利な刃物のような視線につい謝罪の言葉が出てしまった。彼は新婚かつ愛妻家、文官の顔が引き攣る。
アレクセイは怒鳴り散らすような真似はしない代わりに、機嫌が悪いと凍てつくようなオーラを放って室内の温度を下げる。
普通に怖い。
逃げるように去っていく文官を尻目に、アレクセイは鼻で笑った。
(妻以外に自分の性癖を晒して興奮するだと……?理解出来ん、とんだ変態だな。アリスティア以外にあのような姿を晒すなどと……。帰ったら寝室でアリスティアに踏んでもらったり……色々お願いしよう)
アレクセイは屋敷で自分の帰りを待っているであろう妻、アリスティアに想いを馳せた。
完。
「変態」って言われたくない二人に「変態と言われてしまう」をテーマに書きました!
今年もよろしくお願い致します( ͡° ͜ʖ ͡°)
コメント 2件
登録日 2024.01.06 00:16
2
件
2024.06.22 23:31
ユキチ
2
件
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