みながみはるか様
コメントありがとうございます!
新年から読者様とセシリアのツッコミがハモっちゃいました(ノ∀`)
新年のツッコミありがとうございました!
(o^^o)
新年のご挨拶と小話①
新年明けましておめでとうございます
今年もよろしくお願い致します!
そしてかなり短いですが「眠り姫」の小話を書きました。
どうぞ↓
「変態とは」① ──眠り姫と変態王子より
エドを連れたクラウスは王宮の回廊を歩み進めていた。
騎士団訓練場の近くを通った所で、騎士と思しき二人組の声がクラウスの耳に届く。
「婚約者がいるのに娼館に興味を示すとは」
「婚約者は小さい頃に会ったきり、遠方なんですよ」
「その婚約者どのも来年から王都に居住を移すんだろ?」
「まぁ……今の所あまり興味持てないですが」
曲がり角に差し当たり、声の主である二人組の騎士が視界に入る。すぐに彼らはクラウスに向かって首を垂れた。
その間──「殿下が近くにいらしたのに、何という話題を口にしていたんだ」と騎士達は内心己を恥じていた。
クラウス王子と言えば婚約者との関係はこの上なく良好であり、邪な感情など持ち合わせたことすらないのではないか。
そんな清廉な王子の近くで何という会話をしてしまったのか……。
歩みを進め、人の気配がなくなるとポツリとクラウスが呟く。
「興味……」
エドは首を傾げた。
「いかがなさいました殿下?」
「婚約者に興味がないなんて中々の変態だなと思って……」
「確かに……仰る通りでございます」
「自分なんて興味しかないのに……!」
心から賛同するエドこそ純粋な心の持ち主だが、そんな彼の傍でクラウスは密かに自身の婚約者を想っていた。
(婚約者と呟いてしまったら頭の中がセシリア一色になってしまった。
ああ、明日はセシリアに会える。待ちきれない。今夜もセシリアを思って、セシリアから貰った下着にこの思いをぶつけよう……)
清廉で有名な王子は婚約者への愛に胸をときめかせた。
完
明日は「旦那様が言ったので」の小話を投下します!
今年もよろしくお願い致します!
そしてかなり短いですが「眠り姫」の小話を書きました。
どうぞ↓
「変態とは」① ──眠り姫と変態王子より
エドを連れたクラウスは王宮の回廊を歩み進めていた。
騎士団訓練場の近くを通った所で、騎士と思しき二人組の声がクラウスの耳に届く。
「婚約者がいるのに娼館に興味を示すとは」
「婚約者は小さい頃に会ったきり、遠方なんですよ」
「その婚約者どのも来年から王都に居住を移すんだろ?」
「まぁ……今の所あまり興味持てないですが」
曲がり角に差し当たり、声の主である二人組の騎士が視界に入る。すぐに彼らはクラウスに向かって首を垂れた。
その間──「殿下が近くにいらしたのに、何という話題を口にしていたんだ」と騎士達は内心己を恥じていた。
クラウス王子と言えば婚約者との関係はこの上なく良好であり、邪な感情など持ち合わせたことすらないのではないか。
そんな清廉な王子の近くで何という会話をしてしまったのか……。
歩みを進め、人の気配がなくなるとポツリとクラウスが呟く。
「興味……」
エドは首を傾げた。
「いかがなさいました殿下?」
「婚約者に興味がないなんて中々の変態だなと思って……」
「確かに……仰る通りでございます」
「自分なんて興味しかないのに……!」
心から賛同するエドこそ純粋な心の持ち主だが、そんな彼の傍でクラウスは密かに自身の婚約者を想っていた。
(婚約者と呟いてしまったら頭の中がセシリア一色になってしまった。
ああ、明日はセシリアに会える。待ちきれない。今夜もセシリアを思って、セシリアから貰った下着にこの思いをぶつけよう……)
清廉で有名な王子は婚約者への愛に胸をときめかせた。
完
明日は「旦那様が言ったので」の小話を投下します!
コメント 4件
登録日 2024.01.05 08:50
4
件
2024.01.05 23:34
ユキチ
4
件
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