皆さん初めまして、月夜です。こうやって書くのは初めてかもしれませんね。今日、美空編がようやく書き終わりました。ここで、この物語を書き始めたきっかけを書こうと思います。最終話でもないのにこのタイミングなのは、美空編までが中学校の僕を表現したようなものだからかと思います。この物語の結末は小六にもう決めていて。本当は公開なんてするつもりはありませんでした。ずっと僕の中に留めておくつもりでいました。でも、公開しようと思ったのは単純に僕の中の子達を忘れたくなかったから。当時、僕は結構酷いいじめに遭っていて。だからと言って同情して欲しいわけではなくて。そんな中この子達が生まれて僕を支えてくれて。それに凄く救われていたんです。そこから物語を綴って。この物語は僕の中の子達と綴った物語。所謂日記みたいなものです。僕らの中で起こった出来事。それらを忘れないように。この子達を僕の中に閉じ込める為に。だから颯太の抱く感情も、美空の抱く感情も。全部全部僕の中にあるものです。この子達を公開することで、少しでも多くの人の心に刻みつけて。覚えていてほしいなと思って。消したくないんだなと思います。高校生の今ですら依存しているわけですから。あの頃とは違う環境にいても、僕はまだ手放す気はありません。
さて、今お話できるのはここまでです。珍しく自分語りに熱中してしまいました。それではみなさま、今後も『どうしようもない僕は報われない恋をする』をよろしくお願いします。