左衛木りん

左衛木りん

さえき・りんです。文章は読むより書く方が断然好き。というかそもそも漢字や文字や表現を味わうのが好き。遅筆、寡作、趣味は妄想。わからないこと至らないことばかりですがよろしくお願いします。*無断転載禁止*

第3章あとがき

いつも貴重なお時間を割いてお読みいただきありがとうございます。本日、第3章を書き終わりました。

本当にいろいろありすぎてここでは語り尽くせないくらいの思いが詰まった章なのですが、結果、ひと言で言うと永遠が主人公の章でした。私にとってこの物語は久遠と静夜の物語であると同時に永遠の物語でもあるんです。永遠の行動や決意が今後のストーリーの流れを大きく動かし、久遠と静夜にとっても一番影響の大きい存在になります。二人の旅路とともに、永遠の長い長い旅の終わりも見届けていただけたらな、と思います。

肝心の久遠と静夜については、この章を読むと静夜があまりに永遠を大事にするので「全然BLちゃうやん!」と思われるかもしれませんが、大丈夫です。不器用で歩みの遅い二人ですが、結末は決まっていますので。二人のことはちゃんと幸せにしますので。安心して、そして辛抱してお待ちください。

前回のあとがきで、第3章は人間関係や感情が複雑になると書きましたが、本格的に複雑になるのは実は次の第4章です。人生経験が平凡で人間の心理や感情の機微に疎い私にとって、第3章に続く二つ目の山場になります。ちょっと腰を据えて練り上げたいと思いますのでどうぞお楽しみに。

最後になりますが、改めて、お越しくださる方には日々感謝しております。私は手仕事やお絵描きがまったくできない人間なので、書き始めた頃は本当に「自分が自分の力で何か作った記録」程度の認識しかなく、閲覧やお気に入り登録なんてまったく考えず、まさか読みに来てくださる方がいるとは思ってもいなかったので、ひたすら驚きの日々です。「読み手の方はどう感じるだろう?」と不安もありますが、読んでくださる方がいるということが毎日書き続ける力やモチベーションになっています。本当にありがとうございます。

感謝と愛を込めて。

左衛木りん
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登録日 2023.02.08 19:39

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