＊ネタバレを含みます！ご注意ください。

昨年中に完結させるつもりでいたのですが、更新して行くうちに文字数が増えてしまい……やっと完結出来ました。
当初のプロットでは、「破滅直前に戻った悪役令嬢ポジションのヒロインが、破滅回避のために生ヒロインの逆ハーレムを崩壊させる話」として１万字くらいの短編として考えていた話で、金狼とラスボスまで登場させようとは考えていませんでした。
どう頑張っても、ざまぁ返しは出来ても恋愛要素が入らないため、ラスボスと手を組むのもいいなと急に思い立ち、闇ギルド金狼とクラウスを登場させたら文字数が増えていき……一万字→三万字→１０万字越え！になりました。
途中、私生活の多忙、体調不良や他作品の書籍化作業が入り、更新が不定期になってしまい申し訳ありませんでした。

最後までお読みいただき、本当にありがとうございます。
書籍化作業中の作品については、詳細をお知らせできるようになったらお知らせする予定です。
こちらもよろしくお願いします。

本編に入れきれなかった設定と裏話？を纏めました。
ネタバレも含むので、苦手な方はご注意ください。


↓以下、登場人物について↓


① アデライン・ベルサリオと“私”

やり直しものだとつまらないかなと、憑依、魂が入れ替わったという設定にしました。
・アデライン：アプリゲームに似た世界の悪役令嬢ポジション。ゲームでは、ほとんどが修道院送りか処刑、誰かに殺害される結末を迎える。断罪イベント後、捕らえられていた時、サミュエルから渡された毒薬を飲んで倒れ、別の世界へと魂だけ転移してしまう。
実は、呪い解除の研究をしていたクラウスの魔法が異世界の扉を開いた、かもしれない。

・“私”：ごくごく普通のOL。年齢は２４歳くらい。仕事にも慣れてきて、通勤中にアプリゲームをやっている。同期の男性社員によく絡まれて、苛々することも多い。男性社員の気持ちには全く気が付かない。
自分の周りにいなかった、ラスボスと普通の男性に惹かれた二人は、このあと幸せに暮らすのではないかな？
アデラインは少し不穏な気がするけど、元アデラインは彼女が望んでいた、穏やかで幸せな日々をおくりそう。

②に続きます。