「魔女家の公子は暴君に「義兄と恋愛しろ」と命令されています。」
https://www.alphapolis.co.jp/novel/313185858/203698925

本日完結となりました。

記憶がない主人公の一人称視点による謎がけん引する物語って感じでした。

主人公も「ここはどこで周りの人はどんな人でしょうか」ってなっている状態からのスタートで、読者の方と主人公とが一緒になって未知の世界を知っていく、冒険する、という読書体験が提供できたらいいなと思って挑戦しました。

今回のキャラクターたち、ノウファムやカジャは謎をチラチラさせてくるお相手となりまして、最初はミステリアスに追いかけたくなるように。謎が回収された後はエモーショナル全振りしていくぞ、と、作者としては描いていて楽しいキャラクターたちでした。

読者の方にも、「ノウファムやカジャが気になって、謎がわかると感情移入できて、楽しかった」と思っていただけたら嬉しいなと思っています。

ファンタジーということで、ご都合主義みたいなところや地に足がつかないフワフワなところがどうしても、作者の力量不足もあり出てきてしまったところはあるかと思います。
できるだけそういうところも、許容範囲を探り探り、地に足をつけようとしている感じを努めつつ、最終的にはエンターテインメントとして楽しんでいただけたらいいな、と思いました。

最後まで読んでくださった方には、ほんとうに心からお礼を申し上げます。
ありがとうございました。