連載していた「婚約破棄おめでとう。〜公爵令嬢は悪辣侯爵に祝福される〜」が完結しました。
最後まで読んでくれた皆様に感謝いたします。
もしお時間があれば、感想をいただけるととても嬉しいです。


この話は、ちょっと時間があるから一人称ではない話の練習をしよう、いつもと違う書き方をしてみようと思い立ったのが最初です。まあ5万字くらいかな？とか思って気楽に書き始めたものなので、私の好みを詰め込み、ひたすら書きたいように書いてしまいました。

と言いつつ、この話の原型は実はかなり古いです。
結婚できないまま21歳になった強気の令嬢と、自分の結婚を政略道具として婚約を繰り返す男の、狐と狐の騙し合い的な話を書きたくていろいろ試行錯誤していたのですが、当時の私には書けませんでした。
時を経て、話の要素や登場人物の性格を変え家族構成も変え……年齢以外全部変わっている気がしますが、こうして書き上げることができて楽しかったです。


今後の予定など。
全く深刻なことではないのですが、最近書き続けていくには体調がちょっと思わしくなくて、この話も途中でほとんど書き進められなくて困ってしまいました。時間をじっくりかけて書くことになったので、その点では悪い結果ではないと思ってますが。
のんびり無理のないペースでいけたらいいなーと思います。