ただの妄想、2

 小学生のBさんは、とても多感な子供でした。不幸にあえぐ人々へはそれが特に強く働き、人に幸不幸があるのはなぜなのかと、Bさんは小学生の頃から必死に考えていました。

 そんな日々を過ごすうち、Bさんは自分の役目を何となく感じられるようになりました。「人に幸不幸をもたらす要素は複数あるが、自分に任されたのはお金について」とBさんは感じるようになっていったのです。Bさんは経済について学び、そしてお金の本質として、以下の二つを掲げました。

1、お金が幸福をもたらすか不幸をもたらすかを別つのは、当人の心。
2、使い方を間違っていたら、お金は足らなくなる。

 Bさんは経済学者になってからも、上記二つの研究を続けました。それが実り、お金と幸福が結びつきやすい心のあり様と、正しいお金の使い方を、人類はたくさん知ることが出来たのでした。

 妄想はこれで終わりです。続きは次回に。
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登録日 2022.11.02 05:48

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