ジェニー・シュピールって?①(意味・あらすじ−1)

 まずはじめにジェニー・シュピールの意味を説明しますと、『ジェニー』はドイツ語で『Genie(天才)』という意味を(Genieはゲニーとも発音するらしいですが)『シュピール』はドイツ語で『Spiel(ゲーム・遊び)』を意味します。

 この話の内容を端的に言いますと(少し複雑な話&主人公が記憶喪失という設定のため前置きが長くてなかなか面白い盛り上がるストーリーに達するまでに時間がかかってしまうので辛抱強く読んで頂ければと思いますが、自分でも長ったらしい前置きだと思うのでここで簡単に説明したいと思います。もし少しでも興味がありそうだと思われた場合は是非読んでみてください)
 この話は主人公森羅珮杜(しんらはいど)が謎の部屋で目を醒ますところから始まります。この部屋は何なのか。自分は誰なのか。何故眠っていたのか。何も分からない状況の中森羅はその部屋からの脱出を試みますが出口が見当たりません。それから暫く思考を巡らせるうちに出口を見つける事に成功し、森羅は部屋から脱出する事に。【Episode1−1より】
 見事脱出した珮杜でしたが、その場所が何処なのかも知らない為、建物の中を彷徨っていたところ、1人の女性と出会います。女性の名前は星宮冥美(ほしみやめいび)。森羅が謎の部屋で眠っている間、ずっと森羅の事を観察していた人物でした。彼女は森羅を見た途端動揺し森羅に攻撃をしてきました。その攻撃はとても不思議なもので、彼女は自らの手の中で美しく光輝く彗星を作り出し、それを森羅に向って放ったのでした。不意に食らった攻撃だったの森羅は逃げる事が出来ませんでしたが、そこに1人の青年がやってきて森羅のことを助けてくれました。この青年が誰なのかも分からないまま森羅はその青年に導かれるがまま建物の外へと逃げ出しました。外で追手から見つからないように隠れ援護を待っている間に森羅は青年から様々な事を聞かされます。この建物はCipherと言う名の組織が研究を行っている施設の事、ここでは『神』について研究している事、それからその青年は刻刀賢護(ときとうけんご)といって森羅の仲間である事。先程の星宮が使っていた危険な技はopus(オーパス)というものである事。そんな事を話している内に迎えの車がやってきます。【Episode1−2より】
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登録日 2022.10.29 17:21

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