心の成長が科学的に解明されていない社会において、自由主義経済はある意味最高の、人類の心の成長を阻む経済システムになります。今日はそれを書きましょう。

　心の成長度を人数別に表すと、菱形になります。上の頂点は、心の成長した少数の人達。下の頂点は、心の未熟な少数の人達。そして最大幅の中央部は、平均的成長を遂げた最大数の人達ですね。

　仮に、心の成長が科学的に解明されているなら、上の頂点の構成者は経済的な価値を有するようになります。これは、知性を例に挙げれば理解しやすいでしょう。ノーベル賞学者が生活困窮者になるというのは、皆無ではないにせよそうそうありませんからね。

　しかし今は、心の成長が科学的に解明されていません。したがって上の頂点は経済的視点における、「魅力の少ない市場」にすぎない。その人達に好まれる商品は販売数が少なく、軽視されがちになるんですよ。

　その軽視を、『心の成長への軽視にネガティブ勢力は利用している』という事。

　続きは次回に。