こんにちは。いつもお読みいただき、お気に入り登録など反応もいただき、ありがとうございます。とても励みになります。

　今回は、婚約者から貶されまくったあげくポイ捨てされた、自己肯定感完全消失娘が、通りすがりの人外ヒーローに拾われてドロドロに愛されるお話を書きました。
終始仄暗く、メリバぁあぁなストーリーに仕上がりました。
よろしければ是非、暇つぶしのお供にチェックしていただけると嬉しいです。




◆読了後の方◆

お読み頂き、ありがとうございました。
今作は最近多めだったコメディ要素がお留守になりましたが、如何でしたでしょうか？

以下、蛇補足です〜。
※読了後でないとネタバレ？謎記載？かもです。


どんな君をも愛するよ。疲れ切った君でも愛するよ。

そんなシュコートと共にいる限り、イーティミスが元の色(性格含)を取り戻すことはないのだと思います。
彼女は今まで、無意識に自分の在り方全ての選択肢を元婚約者に委ねる、つまり依存していたと思われます。
そんな時に、この鈍色のままの自分でいいよって言ってくれる相手がいたら靡いちゃうよなあと。

本来の自分自身に戻り、快活な日々を送るというハッピーエンドも有りですが、今回はヒロインがあまりにも疲れ切ってしまって本来の自分に戻りたい、という希望すら抱きづらい環境であること、加えて、依存対象(元婚約者)に捨てられた子を捕まえて、いきなり自分らしく生きていいんだよっていうのはかなり厳しいと思います。

安心できる場所があって、周囲の傾聴や慰めなどのサポートがあって、初めて落ち着いて自分が幸せになる方法を模索できるのかと。

今回ヒロインにはそういう相手もいない（ヒーローはそもそもそんなの望んでないし、唯一の家族のはずの父はDV寄りだし）、なのでこんな感じの薄暗エンドになりました〜。



以上が作品設定になります。その他曖昧なところは是非妄想補完でお楽しみくださいませ♪

ここまでお付き合いいただき、ありがとうございました！