どうも、志賀です。

離人症も慣れたのでそう困らんが新作が書けん。これは俺のパーソナリティーが急かすだけで誰に何も急かされていないのはとうに理解済み。背後から自分を見ている自分に急かされている気がしたり、心のキングペンギンが荒ぶったり。

だから「何かはやっている」の重要。「今これやってる」「次はアレ予定してるし」。問題はそいつらが全て楽園というコトだよ！　増殖する楽園。

楽園21・22は公開予約セット。2022.06.06まで埋まり。楽園23は何故こんなブツを書いたのか、読み手様は理解に苦しむ筈。でも20話まで保存しちまったし。けどコレ文庫換算２冊分。長く保ちそうだが色々複雑すぎて俺的には駄作じゃねぇんだが、長々と人様に読ませるのは科料か懲役モノ。ベントウ（執行猶予）は付くかも。

久々にリカルドを出したが役に制限ありすぎ情熱のサンバダンサー・下半身男の良さ（あるのか？）が全く活かせん。やはり暫く新作は無理だorz

愚痴ってばかりもつまらん。

ハルイチ氏が『Deception！～殺し屋の弟ができました～』を完結され感想は書かせて頂いたが、こちらではこちら風の感想をば。

俺は社会の最小コミュニティである「家族」に恵まれず縁も薄く現在は天涯孤独といえる。相方バードがいるけれど何の契約も結ばず曖昧な状態。不満はないが。

そんな俺にとってラストのルーゴ・アーシュ・レント・アディが羨ましいほど本物の家族に思えた。俺の理想の家族の形みたいな。血の繋がりもあったりなかったりだけれど、結局は作中人物らがそれぞれ自分で選んだ生き方や未来への展望。それらのベクトルが同じ方向の者同士が集まった「家族」。

でも全てのベクトルがピタリと重なりはしない。だが大らかで鷹揚に誰も気にせず集まり笑い合い、これからもずっとそうして生きていきそうな、家族。ルーゴの思惑はアレだが時間が解決するかの如く思わせてくれた、酷く優しいラストだと俺は受け止めた。

世にフェアは無し。でもガチャで失敗したら人生終わりか？　違うよな？
一周目に拝読した際はここまで思わなかったんですが（失敬）。

『Deception！～殺し屋の弟ができました～』ハルイチ氏・著

おそらく心に残る一冊の本です。ハルイチさん、ありがとう。
ナニが紙だ、ブロック降ってきたぜ！