毎火夜更新/花迸和裄🌸@k_kahoh

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個人で漫画を描いています。新年の良き日にウチの子漫画の顔見せから始めてみました。過去の創作漫画掲載を挟み、本編を連載中です..!

星の虹彩準備篇と短編三連を終えて。

正直なところ、ビジュアルとして美少女4人の劇である星の虹彩準備篇に対して
古い短編創作はそんなに読んでもらえないか満足度は低いのではと考えておりました。

インプレッションは多くともお気に入りは無かった星の虹彩準備篇と違い
短編三連は有難い事に現時点でお気に入りを頂くに至っておりました。

短編三連で掲載したものは、自身でも古く懐かしくも好きな短編達ではあったのですが
ちゃんと御話として各々、小さくとも纏まって描き切られているからなのかも知れないと感じました。

星の虹彩準備篇は、そもそもが自身が抱えてきた彼女達の概念を形にするのが目的でした。
始めてみない事にはその先にはゆけない、そういった”最初の発信”であった訳です。
ただ、純粋に一個の漫画としてただこれを読んだ際に、どうだろうかというのはあるのだと思えます。
ぼんやりとして、核心には触れない謎の空間を読まされているようなのではないかと。

例えばchapter.2は元々は1頁目だけで完結していた漫画で
これは実は当時それなりに好評を得ておりました。
さっくりと纏まって、百合的に微笑ましくもあり、恋に揺れる少女の可愛らしさや相談相手とのやりとりの軽快さなど、そうした良さがあの1頁に詰まっていたと自身でも感じていました。

ここに
別の意味合いを置いて加えた描き下ろしは蛇足であったのかも知れませんでした。
主題としては電子世界の少女4人の話であるがゆえに
普通の子の恋の御話だけではと無理に意味を乗せた形でもあったと思えてしまいます。

星の虹彩準備篇は、chapter.1公開時に、あの子達を元々ご存知の方からこの切り口とやりとりの可愛さ
両面にご好評を頂いておりました。
せめて後者をと思ってもいたのですが
その辺りはどうであったでありましょうか。

短編三連掲載は、古すぎるが一応載せておく程度と思っていた自作品への愛を自身で強く感じることが出来
描き下ろし表紙で今の私と繋げる事も出来て存外充実した3週間でした。

来週は35頁の読切を掲載予定です。
これまで短編続きだったところからの大きなものとなります。
一番最初に出版社の賞を頂いた作品をセルフリメイクした、強き想いが焼き付いた物語です。
タイトルは『いやなゆめ』。
どうぞお楽しみに。
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登録日 2022.02.18 11:34

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