津籠睦月

津籠睦月

自作サイトやエブリスタ、小説家になろう、ツギクル、ノベマ!、ベリーズカフェ、pixiv(敬称略)でも書いていますがココとは全く別の小説です。内容的にもシステム的にも実験的な小説が多いです。

ヤブ医者の語源は地方のメディカル・シャーマン

「姫暴走(略)」第4部、第17章をUPさせていただきました!
 
前回はすれ違っただけだった桃幻の、本格的な登場回になります!
 
鬼族の中では不遇な扱いを受け「ヤブ医者」と罵られている彼ですが…
 
そんな「ヤブ医者」の語源は「野巫医(やぶい)」(あるいは「野巫(やぶ)」)…
 
つまり、地方(田舎)の巫医(メディカル・シャーマン)だと言われています(諸説アリですが)。
 
古代…あるいは、現在でも医療の発達していない秘境などでは、祈祷師などのシャーマンが医者の役割を兼ねていることが多々あります。
 
源氏物語などでも、病の治癒のために徳の高い僧侶に加持祈祷をさせていたりしますし…。
 
異世界なら、普通にヒーラーなどもいるのでしょうが…
 
鬼族の郷は「和」な郷なので、「巫医」の桃幻が医療を担っています。
 
実際のところ、桃幻はヤブ医者ではなく、かなり優秀な巫医なのですが…
 
患者のことを真に想うがゆえに、過度な治療をしたがらないところが、即効性を求める鬼族の男たちには不評…という設定です。
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登録日 2022.02.11 20:00

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