無事完結させられてしばらく真っ白になっていた関係で遅くなりましたが、あとがきを記しておこうと思います。
あとがきというか各キャラクターを扱った所感…？
ネタバレはあんまり気にしない人間なので、すっと本編の内容を含みますのでご了承ください。


・クロウ
主人公のなんたるかを教えてくれた人。
何もしなくてもガンガン前に進むし、まったく手のかからない主人公でした。
初心者には平凡主人公は難易度が高い、まず設定を盛れ、という記事を後々読んですごい納得しました。
最強魔族。最強って結局主人公のほうだったやんけ…。
彼についてはまっすぐに書き切れたので特に語ることもないです。

・ミリア
ヒロインというか第二主人公？
後半はもう彼女の成長物語でした…！
二章書き始めの頃の構想としては、「守りたい笑顔→安心する笑顔」という認識に変わって物語が終わる予定でした。今思えばとんでもねえな。
一章での弱者っぷりがひどくて、彼女を立たせるにはもうクロウを救って引き換えに死んで有終の美を飾るしか…とか最初は思ってました。
ミリアを死なせずクロウを救う方法を考えた結果の物語になります。クロウよりもミリアのほうが変わってるんじゃないだろうか。

・レヴィ
一番えらい問題起こしてくれた人。
一章の空気からは考えられないブツ仕上げてゴメンナサイ。彼女の暴走が止められなかった…。
「敵側の情報くれる人」「出番は二章のみ」「中性的（どちらかといえば男性）」しか決めずに書き始めたら死に物狂いで反抗食らいました。
治癒術得意の魔術師とかいってなんで剣でバリバリ戦ってくるんですかね。
五章でのクロウの気持ちの変化は予定外だったけどこれでよかったかなって。

・ダイン
裏切りポジションで置いたキャラだったのに忠臣じゃないですかー！
問題起こしてくれた人その２。
影でボスを裏切ってクロウたちの手助けしてくれる予定のキャラでした。予定通りのことはこなしてくれてるけど。こんなに忠誠心高いキャラになるとは…。
裏切る切っ掛けになるだろうかと思って妹を置いたのにそれでも裏切る気ないってなんでやのん。
誰にでも優しいっていう長所が物語上の役割のせいで欠点になってる不憫な人。

（文字数の関係で後半に続きます）