ハイジ完結。〜元はどんな話だったのか〜 その3
(ハイジ完結。〜元はどんな話だったのか〜 その2 の続きです)
8. その他
・ユヅキはもっと活躍する予定でしたが、方向転換することで登場シーンが激減してしまいました。
・トゥーリッキはもともとヴィーゴの奥さんという予定でした。リンから蛇蝎のごとく嫌われたヴィーゴですが、奥さんにだけは優しい、みたいな設定でした。リンが登城する際、本来はトゥーリッキも同行予定だったのですが、ヴィーゴの相手にはアゼムのほうが良いと思い直し、トゥーリッキはほとんど話に登場させることが出来ませんでした。
・ヤーコブはリンに惚れる予定でした。あっさり振られてふてくされて落ちぶれそうになるところをニコが救い、恋仲になる予定だったのですが、リンが感じ悪くなりそうだったので、なかったことになりました。
・アゼムの死に様。ハイジが『キャンセル』によって「痛み」を事前に察知。だが間に合わず。アゼムから「俺を殺せ!」「どうせもう助からん!経験値はお前が持っていけ!敵に取られるな!」=> 殺す、という流れの予定でした。ハイジはリンに自分を殺させたのだ、というストーリーの補強のために殺されるアゼム師。
===
……うわぁ。これは酷い。
こうして見ると、もとの話は随分と殺伐としてますね。
戦場・厳しい冬の森・死などの「冷たくて痛い」だけの世界に、対比として恋愛だけがぽつんと温かい、と言った構図だったのです。
テーマは誰にも理解されない愛情。
青春やら友情やらの温かい要素は皆無の予定だったのですが、一部から「あまりに酷い」といった意見を頂きまして、日和った結果、今のような結末を迎えました。
分岐点は、ノイエの登場ですね。
彼が登場しなければ、トゥルーエンドへ進んだことでしょう。
つまりノイエ = キューピッド。
===
なお、登場人物に筆者自身を投影したやつが一人います。
ヴィーゴです。
それでは皆様、もしよろしければ次回作もお付き合いくださいませ。
(カイエ)
8. その他
・ユヅキはもっと活躍する予定でしたが、方向転換することで登場シーンが激減してしまいました。
・トゥーリッキはもともとヴィーゴの奥さんという予定でした。リンから蛇蝎のごとく嫌われたヴィーゴですが、奥さんにだけは優しい、みたいな設定でした。リンが登城する際、本来はトゥーリッキも同行予定だったのですが、ヴィーゴの相手にはアゼムのほうが良いと思い直し、トゥーリッキはほとんど話に登場させることが出来ませんでした。
・ヤーコブはリンに惚れる予定でした。あっさり振られてふてくされて落ちぶれそうになるところをニコが救い、恋仲になる予定だったのですが、リンが感じ悪くなりそうだったので、なかったことになりました。
・アゼムの死に様。ハイジが『キャンセル』によって「痛み」を事前に察知。だが間に合わず。アゼムから「俺を殺せ!」「どうせもう助からん!経験値はお前が持っていけ!敵に取られるな!」=> 殺す、という流れの予定でした。ハイジはリンに自分を殺させたのだ、というストーリーの補強のために殺されるアゼム師。
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……うわぁ。これは酷い。
こうして見ると、もとの話は随分と殺伐としてますね。
戦場・厳しい冬の森・死などの「冷たくて痛い」だけの世界に、対比として恋愛だけがぽつんと温かい、と言った構図だったのです。
テーマは誰にも理解されない愛情。
青春やら友情やらの温かい要素は皆無の予定だったのですが、一部から「あまりに酷い」といった意見を頂きまして、日和った結果、今のような結末を迎えました。
分岐点は、ノイエの登場ですね。
彼が登場しなければ、トゥルーエンドへ進んだことでしょう。
つまりノイエ = キューピッド。
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なお、登場人物に筆者自身を投影したやつが一人います。
ヴィーゴです。
それでは皆様、もしよろしければ次回作もお付き合いくださいませ。
(カイエ)
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登録日 2020.12.31 09:41
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