※注意！ネタバレあります！



男性陣の設定についてと
不在期間が一年半なわけ



あまり長いとイーヴォが首輪外すだろうなと思ったからです。
毎年、奴隷の税金取られるし、主いないのに首輪してるってみんなから言われるし、忘れなきゃいけないんだよな、とミリのことは引き摺ったまま思い悩みつつ外すだろうなと。
税金払うのが嫌なんじゃなくて、ミリがいないことを突き付けられて諦めなきゃいけないって、自分に言い聞かせて外しそうで。
首輪は再開のキーアイテムなので外さないでいられる期間を考えて一年半です。


最初から、ヘルマンは実家でお見合い、ハンスは元カノ、ダニエルは飲んだくれてるところを慰めてくれた相手と結ばれると決めていました。

ヘルマンは相性が良さそうな気の良い女性にしました。
ハンスは未練たらしいので、そんな人と結ばれて幸せになれるタイプを考え、割り切りれるちゃっかりした人かな～と思い、あんな感じにしました。
ダニエルの相手は、娼館でミリに話しかけてくれた姉さんを考えたのですが、そうなるとミリと再会した話やら、ダニエルと知り合いになる話が必要になるので、話が増えるなと悩んでいたのです。
そこに、解呪中の話や辺境伯の情報を話してくれる役割のレーテを思い付き、書いてるうちに性格もお似合いだなと思ったので、２人をくっつけました。

ダニエルとマルクは１人でいられない、滅茶苦茶寂しがり屋タイプ。なので、誰にも相手をしてもらえない当初は荒れていました。

マルクとトビアスは最後までどうしようか迷ってたんですけど、１人でいられないマルクは誰かとくっつくだろうと思い、ああいうことになりました。ネリーにはマルクはとってもいいお相手かなと思います。
強引に話を進めたのは、ミリを失った衝撃があったからです。彼なりにショックを受けて二度と同じ結末にはしないという決意の表れです。
トビアスとミリのダンスの話をリクエストいただいて書いたときに、トビアス回の最初の場面が思い浮かび、先生の家まで走ってしまいました。そのあとも思いつくまま書いていたら、自然とミリのもとに残りました。不器用でジメっとしてるので引き摺ってしまうんでしょう。
先生とイーヴォは最初から残留組です。
同じ家に住んでいましたし、大分贔屓目に書いてしまいました。