化け物バックパッカー第35弾前編 公開しました!

「……ドウシテ肩ヲタタイテイルノ?」
「なんだか知らないが、肩がこっているんだよな……タビアゲハは肩こりを感じたことはあるか?」
「……ソモソモ、カタコリッテナニ?」
「改めて言葉で説明するとなると、なかなか言葉が出てこないな……」

化け物バックパッカー、温泉に浸かる。【前編】

こんにちは、オロボ46です。
今回は温泉をテーマにしたエピソードです。



「この森の奥に脱衣所があって、そのすぐ向こうに温泉がある。その温泉はすごい効果だからなあ。肩こりはおろか、悩みですら運びだしてしまうほどだよ」

 島で彼らと暮らす毛むくじゃらの男は、島の温泉についてそう証言している。



 とある町にある、廃れたフェリーターミナル。
 そこから見える、海に浮かぶ孤島には、誰も住んでいない……と思われていた。

 そこを訪れたふたりのバックパッカーは、水上スキーに乗った毛むくじゃらの男と遭遇する。
 彼はふたりをその島まで連れて行ってもいいと言う。
 その後、彼はこう付け足した。

「ただし、条件がある……あんたたち、疲れているところはあるかえ?」

ぜひ見てくださいね!
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登録日 2020.11.21 19:36

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