✦最新話更新✦【獅子王と海の神殿の姫】第12話『泉の白い花』
(こいつらは頭がおかしいのか)と思いつつ意外と乗っちゃう王太子が気に入っています。
今回は温泉が舞台です。
※※以下は物語に関係のない趣味丸出しの内容なので、別に温泉のことはそんなに知らなくていいやという方は、どうぞお読み飛ばしください。※※
温泉の文化は日本特有のものという印象も強いですが、古代ローマ人が愛してやまない文化でもありました。
大ヒット作「テルマエ・ロマエ」をマンガや映画でご覧になった人も多いのではないでしょうか。
古代ローマ人は版図を広げるごとにその土地に公衆浴場を造り、皇帝から庶民までおなじ浴場に入ったというのだから、その執念たるや驚嘆すべきものがあります。
浴場には奴隷を持っていない庶民のために身体の汚れを落とす奴隷やオリーブオイルを身体に塗る奴隷などがいました。競技場を始め、図書館、討論などのための議場、レストランや娼館までもがその周囲に造られ、当時の娯楽という娯楽がその周辺に集約されていたそうです。正に市民生活の中心だったのです。
因みにこの時代、ストリギル(垢を落とすためのヘラみたいなやつ)や香油瓶などを輪っかでまとめておくスタイルの持ち運びお風呂セットも存在しています。
「テルマエ(温泉)」と言っても日本人がイメージする温泉とは違い、ローマ人が親しんだのは主に蒸気浴でした。内部には湯を張る湯船もありましたが、身体を浸かってゆっくりするというよりも、身体を清めて熱い蒸気を浴びてサッパリした後は屋外の冷水プールにドボンするという(※浴場による)楽しみ方が主流だったようです。
ローマ式の公衆浴場は左右対称になっており、手前から温度が低い部屋、温かい部屋、ちょっと熱めの部屋、蒸気が濛々と出てくるだいぶ熱い部屋…というように、奥に行くにつれてだんだんと熱くなるように造られていました。逆に、外へ出るときには出口に進むにつれてだんだん涼しくなるような構造です。
(まさかのつづく→)
今回は温泉が舞台です。
※※以下は物語に関係のない趣味丸出しの内容なので、別に温泉のことはそんなに知らなくていいやという方は、どうぞお読み飛ばしください。※※
温泉の文化は日本特有のものという印象も強いですが、古代ローマ人が愛してやまない文化でもありました。
大ヒット作「テルマエ・ロマエ」をマンガや映画でご覧になった人も多いのではないでしょうか。
古代ローマ人は版図を広げるごとにその土地に公衆浴場を造り、皇帝から庶民までおなじ浴場に入ったというのだから、その執念たるや驚嘆すべきものがあります。
浴場には奴隷を持っていない庶民のために身体の汚れを落とす奴隷やオリーブオイルを身体に塗る奴隷などがいました。競技場を始め、図書館、討論などのための議場、レストランや娼館までもがその周囲に造られ、当時の娯楽という娯楽がその周辺に集約されていたそうです。正に市民生活の中心だったのです。
因みにこの時代、ストリギル(垢を落とすためのヘラみたいなやつ)や香油瓶などを輪っかでまとめておくスタイルの持ち運びお風呂セットも存在しています。
「テルマエ(温泉)」と言っても日本人がイメージする温泉とは違い、ローマ人が親しんだのは主に蒸気浴でした。内部には湯を張る湯船もありましたが、身体を浸かってゆっくりするというよりも、身体を清めて熱い蒸気を浴びてサッパリした後は屋外の冷水プールにドボンするという(※浴場による)楽しみ方が主流だったようです。
ローマ式の公衆浴場は左右対称になっており、手前から温度が低い部屋、温かい部屋、ちょっと熱めの部屋、蒸気が濛々と出てくるだいぶ熱い部屋…というように、奥に行くにつれてだんだんと熱くなるように造られていました。逆に、外へ出るときには出口に進むにつれてだんだん涼しくなるような構造です。
(まさかのつづく→)
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登録日 2020.08.29 00:56
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