ご挨拶が遅くなりましたが、一作目「不遇の令嬢は他国の貴族の溺愛を受ける」無事に完結しました。
本当にお付き合いいただいた皆様、ありがとうございました。最初に読みたいものを書く、とは自分で言ったもののこういったサイトにあげるのは初めてでしたのでとても緊張しました。そして、ほんの一時ではありますがサイトのトップページに作品名が出ていてギョッとしました。

主人公ミュリエルですが、裏テーマとして「正しいことをしていればいつか必ず報われる」「聖女だからといってみんなにチヤホヤされない」の2テーマで構成しました。結果1人の旦那様に永遠チヤホヤされることになりました。あとは本編が女性目線だったので、建物や色の描写を意識して多くしました。
その相手アルディオスですが、「魔王だけど悪くない（無闇に人と敵対しない）」を意識しました。その結果作品中で彼が人間を殺すシーンは1つもありません。また、悪ではないイメージを固めるために父カインを登場させたのもあります。彼と話をしている時のアルは、本当にただの息子というか、仲のいい親子感を出したかったので。

また、この世界観では聖女こそ正義、魔王は絶対悪に捉えられていますが、個人的には必要悪ではないかと思います。魔王アルディオスというラスボスを倒した後に、人間のさらなる進化の礎になる、的な。（しかし、もう勝てそうにありません）

一応伏線は全て拾い終わったと思っていますので、続きは気が向いたら更新させていただければと思います。
もし掘り下げて欲しいキャラクターなどありましたらコメントでも、感想でもいただけたら有頂天になると思われます。



最後にボソッと、誰か表紙書いてくれないかな・・・

理音