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SF 完結 長編
 全世界に『門』が出現した。  『門』は3次元的にはありえない存在であり、そこには地下、ダンジョンへと続く通路があった。  水沢健司は、友人の伊吹吾郎、橋口清美とともに自宅に現れたダンジョンに潜り、その秘密の一端を見つけることができた。  『門』が出現した翌日、3人で集まりダンジョンの秘密をどう扱うかを相談していた。 「それで、お前さんらはダンジョンの秘密のことを、どうするつもりじゃ?」 「やっぱり、人に知られないよう隠すしかないのかしら?」  伊吹の質問に、清美も首をかしげながらつぶやく。  その二人に対して、水沢ははっきりと反論する。 「いえ、私は逆に積極的に開示すべきだと思います」 「でも、開示するといってもどうやってするつもりなの? 下手に発表すると大騒ぎになると思うけど……」  清美の質問にうなずきながら、水沢が答える。 「会社を作りましょう。ダンジョンを利用したサービスを提供するための会社です」 「なるほど、会社が出来てからなら、騒ぎになるのはむしろ望むところという訳か。なにしろ、無料で会社の宣伝をしてもらえる訳じゃからな」  この作品は「小説家になろう」にも掲載しています
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文字数 82,681 最終更新日 2020.02.22 登録日 2020.01.20
SF 完結 長編
現代世界にダンジョンが現れた。 しかし、そのダンジョンはスキルなし、ドロップアイテムはモンスターの死体そのものだけ、ステータスアップはショボいという最悪のものであった。 その最悪のダンジョンに挑む老人たちが、自らの知恵で成り上がりを目指す。 彼らが見つけ出したダンジョンの真の価値とは……。 彼らは、その価値を自ら起業した会社で示そうとする。 目指せビリオネイヤー(1千億円長者)。 彼らの企業は世界を取れるだろうか。
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小説 193,567 位 / 193,567件 SF 5,455 位 / 5,455件
文字数 51,590 最終更新日 2019.02.17 登録日 2019.01.30
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