騎士団長のお気に召すまま
母親が営む料理屋を手伝っているセシル。ある日、川で記憶喪失の男性を助けた彼女は、しばらく彼と一緒に暮らすことにした。逞しくて優しい彼に惹かれていく中、ひょんなことから彼の記憶が戻る。なんと彼は、「冷酷」と噂の騎士団長ヴィクトラムだったのだ! 騎士団に戻っていった彼を忘れようとしていたセシルに、ヴィクトラムから料理人不足の城で働いてほしいとの依頼が! しかも、よくよく聞いてみると、仕事の中身には「夜のお世話係」も含まれていて……!? 文庫だけの書き下ろし番外編も収録!
騎士団長のお気に召すまま
生まれ育った村で母親と料理屋を営むセシル。ある日、川で記憶喪失の男性を助けた彼女は、彼をヴィーと名づけ、しばらく一緒に暮らすことにした。逞しくて優しいヴィーに惹かれていく中、ひょんなことから彼の記憶が戻る。なんと彼は、「冷酷」と噂の騎士団長ヴィクトラムだったのだ! これまでとは一変、そっけない態度を取る彼を見て、セシルは住む世界が違うことを思い知る。そうして恋心を忘れようとしていた彼女のもとに、再びヴィクトラムが訪ねてきた。彼は人手不足のため、セシルに城で料理人をしてほしいという。しかも、「夜のお世話」までお願いされ、セシルはベッドで美味しく頂かれることになり……!?