十四歳の陰陽師、賀茂浅葱は都一と謳われながらも、その実は平凡な少年であった。
ただ少しだけ他の陰陽師と違い、精霊とは契約を結ばず、本来であれば敵である妖(あかやし)との契約に重きを置いた。
ヒトも妖も、命の根源は同じ――。それだけを信じて。
一人の少年と、彼に従う人型の式神たちとの物語。
平安時代を舞台にした和風ファンタジーです。
(※NL寄りのBLですので苦手な方はご注意を…。残酷描写が含まれる章もございますのでそちらもご注意を。)
※2019年4月、完結いたしました。
(※2022年5月、全面的に改稿)