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とある世界では我々と同じ電子機器を扱う現代社会に似た世界、『人間界』を戦場に人間は死すべきだと唱える悪魔達と秩序の為に人間を守ろうとする神々達が激しい激闘を繰り返していた・・・
悪魔達を退け、神々達は勝利するのだが双方の戦いは人間界にとって地震や津波、台風と『世界同時災害』という形で大きな影響及ぼし、神々達はこれきっかけに人間界から姿を消した・・・
数年後・・・双方の戦いの傷が次第に風化しようとしたが思いがけない事が起きる。
双方の戦いによって起こる影響は災害だけでなく、その戦いによって世界各地に異世界に生息する種族や生物といったものが各地に起き、人間の中には『特殊』な能力に目覚めるといった異常事態が続出する。
政府はこれらの出来事に異世界に生息する種族を『異住民』、特殊な能力を持った人間を『能力者』と命名し、人類生存の為に『排除』か『共存』かの二択を迫られる。
結果政府は『共存』を選択し、異住民からの技術を運用する事で新たな新世界を切り開く・・・
『筈だった』・・・
紙一重のように新しい平和の道を歩む反面、争いの道も新たな形へと姿を変える。
異住民の中には好戦的な種族も存在し、彼等を中心とした過激なテロ活動や紛争が各地に勃発。
また人間の中には能力者が持っている特殊能力を高く買い、誘拐や洗脳といった手段で戦争や犯罪の道具として利用されてしまう。
神々がいない新世界
政府はこれらの対策に頭を抱える中、戦争や犯罪に加担する異住民や能力者の対策を兼ねて根絶を目標に現場に向かう『特殊士官武装学校』を設立するのだった。
これは『彼等』の物語
これはこの『世界』の物語
そしてこの世界と時代の流れに抗う者達の『生き様』の物語である・・・
文字数 15,370
最終更新日 2021.10.14
登録日 2021.07.18
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