この世界には幾つかの時間軸がある。
1分前の世界、1時間後の世界
その中で私達は生きている。
時間軸は行き来出来ない。過去にも、未来にも、行くことは出来ない。
そして、それを止めることも。
これがこの世界の規律だった。
しかし、世界でその時間軸を止めることのできる時計が存在した。
その数4つ。
誰によって作られたのか、いつの時代からあるのか、全てにおいて不明である。
その時計を手にした4人の人間。
禁断の行為には必ず、代償が付いてくる。
文字数 254
最終更新日 2016.01.23
登録日 2016.01.23