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 春夜夢人は破落戸浪人である。  頼れるものは己の腕一つ。斬った張ったの毎日を、どこ吹く風とばかりに飄々と過ごす。  そんな夢人がとある藩の国元、江戸、そして幕府、三つ巴の暗闘に巻き込まれてしまう。  しかし夢人はそんな中でも飄々と過ごす。  邪魔するものは斬り捨てて……
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文字数 33,198 最終更新日 2020.07.13 登録日 2020.05.04
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