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桶狭間の戦いにて、父義元が討ち死にを 遂げてから三年の月日が流れていた。 父義元の後を継いだ今川氏真は、衆目の 予想に反して遠江、駿河の領国経営を 安定して行っていた。 しかし、氏真はこの現状に苛立ちを覚えて いた。というのも、氏真には人知れず秘めた 野望があったのだ。 それは、「武田を滅ぼすことである!」。 何故、武田なのか?と、いうと父義元が討た れた背景には織田と武田の密約があったことが 分かっているからだ。 密約の内容 織田家 今川義元を討つ→東からの脅威減少 武田家 今川義元が死ぬ→後を継ぐのは凡愚な氏真 なので、操りやすい(信玄の姉の子供だから) 登場人物 今川氏真・・・今川家第13代目当主 この物語の中では優秀な人 武田信玄・・・氏真の敵
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文字数 35,058 最終更新日 2019.07.23 登録日 2019.05.11
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