ある日、不幸な事故で死んでしまったぼくは、ちょっと間の抜けた妖怪・ひとつ目小僧と出会う。死ぬのも想定外だったけど妖怪に遭遇するなんて思いもしなかったぼくは現実を受け入れられなくて魂のままあちこちさまよう。
ひとつ判ったことは、何故かひとつ目小僧とぼくは離れられなくなってしまったということ。この状態を解消するためには一人前の妖怪にならなきゃいけないらしい。
ぼくは仕方なく、一人前の妖怪になるため、人間を脅かす修行に励むことにしたけれど、このひとつ目小僧が想像以上に頼りなくて…。
ぼくたちの未来はどうなる?
文字数 13,408
最終更新日 2015.08.01
登録日 2015.08.01