僕の装備は最強だけど自由過ぎる3
邪神は、クラウドの想像を超えて強かった。かろうじて封印はできたものの、それも一年ほどで破られてしまうという。再戦は必至という状況の中、クラウドはさらなる力を手にすべく、半神人(デミゴッド)になることを決意。そして、激しい苦痛をともなう試練の末に、なんとか半神人化に成功する。これで一安心……と思ったのもつかの間、彼の前に女神ファラリスが現れた。彼女が言うには、クラウドはまだ半神人として半人前で、邪神と戦うには全然実力が足りず、精神世界での特訓が必要らしい。しかも、女神とマンツーマンで。かくして、クラウドの最後の過酷すぎるレベル上げが始まった――
僕の装備は最強だけど自由過ぎる2
あるとき偶然、人の姿にもなれるSSSランクの装備品――剣、腕輪、盾、弓の持ち主になった平凡な少年クラウド。レベルもたった4しかなかった彼だが、伝説の装備たちに無理やり特訓をさせられ、見事戦士として一流と呼べるほどの実力をつけるにいたった。しかし装備たちにとって、クラウドはまだまだ未熟者らしい。新たに「鎧」も仲間に加え、地獄のレベル上げはさらにエスカレートする。おまけに邪神が復活するらしく、急遽その対策まですることになり――
僕の装備は最強だけど自由過ぎる
鉱山で働く平凡な少年クラウドは、あるとき次元の歪みに呑まれ、S級迷宮に転移してしまう。ここで出てくるモンスターの平均レベルは三百を超えるのに、クラウドのレベルはたったの四。そんな大ピンチの状況の中、偶然見つけたのが伝説の装備品三種――剣、腕輪、盾だった。彼らは、強力な特殊能力を持つ上に、人の姿にもなれる。彼らの力を借りれば、ダンジョンからの脱出にも希望が出てくる……のだが、伝説の装備品をレベル四の凡人がそう簡単に使いこなせるわけもなく――