隠れΩの俺ですが、執着αに絆されそうです
『嘘だろ、俺がΩなんて――』 フェロモンを感知させない設備を備える全寮制の椿山学園は、バース性が存在する社会において唯一の“安全地帯”。そこに通う畑仲翔(はたなかかける)は、容姿端麗・成績優秀と、誰もがαと信じて疑わない順風満帆な人生を送っていた。しかしそんな翔に告げられたのは、Ωの診断。翔は発達性のバース障害を伴うΩだったのだ。ショックを受ける翔だったが、その帰り道で“運命”とすれ違ってしまう。 急いで学園に戻る翔だったけれど、「“運命の番”を捜しに来ました!」と例の彼が転校してきて……
処刑された王女は隣国に転生して聖女となる
辺境の森で、家族とひっそり暮らしているディアナ。けれど六歳になったある日、無実の罪を着せられて処刑された、隣国の王女としての前世の記憶がよみがえる。さらに前世で疎まれるきっかけとなった「癒しの力」が、今世でも使えることを知る。同じ悲劇を繰り返さないよう、心優しい兄にだけ秘密を打ち明け、普通の女の子として生きることを決意するのだけれど……。十年後、森で倒れていた青年を助けたことで、事態は思わぬ方向に動き出し―― 文庫だけの書き下ろし番外編も収録!
隠れΩの俺ですが、執着αに絆されそうです
男女の性別とは別に、α・β・Ωという三つのバース性が存在する世界。βは男女で、αはΩを孕ませることで生殖を行なう。αのようにたくましい体つきと優秀な頭脳を持ち、β男性のように女性しか愛せない……そんな畑仲翔に下された診断は、Ωだった。ショックを隠せない彼に追い打ちをかけるように、翔はその日、『運命の番』に出会ってしまう。けれど、運命の相手に抱かれ孕まされることを恐れた翔は、『運命の番』から逃げ出し、全寮制の椿山学園に引きこもることにした。学園には、お互いのバース性をわからなくする特殊なシステムがある。ここにいる限りは安全――そう考え、自分はαだと偽って生きる翔の前に、『運命の番』を探しているというαの宮本雄大が現れ……
処刑された王女は隣国に転生して聖女となる
辺境の森で、ひっそり家族と暮らしているディアナ。けれど六歳になったある日、前世の記憶が蘇る。それは、無実の罪を着せられて処刑された、隣国の王女アシュリナとしての記憶だった。さらにディアナは、前世で疎まれるきっかけとなった「癒しの力」が今世でも使えることを知る。同じ悲劇を繰り返さないよう、心優しい兄にだけ秘密を打ち明け、 普通の女の子として生きることを決意するのだが……十年後、森で倒れていた青年を助けたことで、事態は思わぬ方向に動き出しーー ネットで人気のヒストリカルファンタジー!