瀧けんたろう

瀧けんたろう

生きづらい現代を色鮮やかに生きるために贈る純文学ラブストーリーをどうぞ
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新橋駅にほどちかい古い雑居ビルは、お化け屋敷かと見まがうほど。地下にある小さな空間で、亜希と舞衣子が熟女Barを始めた。かつて不倫の果てに離婚し、いまはひとり身の亜希。妻子持ちと長年の不倫を続けているどこか奔放な舞衣子。同級生の二人は、やがて五十路に近づいているが、それぞれの人生に、道筋がみえそうで見えない。熟女Barには、ビルのオーナーや様々な客が訪れて賑わっている。ある日、瀬川という男が現れて、亜希はその不思議な男の匂いに、かつて命をかけて身を寄せた男の面影を重ねる。
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小説 17,370 位 / 193,770件 現代文学 173 位 / 8,622件
文字数 45,299 最終更新日 2024.10.26 登録日 2024.10.26
アラフィフになる舞子には、人に言えない秘密がある。決して自分ではしないと思っていた不倫をしている。やめたいと思いながら、依存している自分。それは、相手の男にとっても同じだった。しかし、舞子の母は厳しい人で、そんなことは決して知られたくない。その母が、ガンと診断され、離婚して舞子のマンションで同居することになる。やがて母は認知症を発して、舞子のことがわからなくなってくる。悲しみが深まるある秋祭りの日に、母が長い年月、ずっと胸に秘めてきた秘密を知ることになる。
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小説 17,195 位 / 193,770件 現代文学 169 位 / 8,622件
文字数 30,878 最終更新日 2024.10.22 登録日 2024.10.22
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