破賢の魔術師3
元派遣青年の異世界はずれ職ファンタジー第3弾! 異世界に召喚され、「はけん」なる職業の宣託を受けた元派遣社員の俺――出家旅人(でいえたひと)。さんざんな目に遭ったカジノ騒動も落ち着き、俺と相棒の賢者ツララは、冒険者として狩りに勤しむ生活に戻っていた。そんなある日、俺の宿泊する常宿の隣部屋に、かつてダンジョンで遭遇した着物美女ナユ・ハナヤさんが引っ越してきた。天才賢者として名を馳せ、今はお花屋さんという謎の経歴を持つナユさん。一体なぜ、彼女は俺に接触してきたのだろうか。当然、なんか裏があるんでしょうけど……うん、波乱の予感しかしない……。
破賢の魔術師2
異世界に召喚され、「はけん」なる職業の宣託を受けた元派遣社員の俺――出家旅人(でいえたひと)。半ば諦め気味に異世界ライフをスタートした俺だったけど、「破賢魔法」というネタみたいな魔法で魔物狩りもサクサク捗り、思いのほか強くなってしまった……。討伐報酬で懐も潤ったある日、俺は兼ねてから行きたかった異世界カジノを訪れた。試しに打ったパチンコで勝利してウハウハしていると、職業「にいと」の少女にカードゲームを挑まれる。ルールは簡単だし問題なさそう。けど、いざゲームを始めてみたら、何だろうこの違和感……もしかして俺、カモられてる?
破賢の魔術師
ある朝、自宅のレンジの「チン!」という音と共に異世界に飛ばされた俺――出家旅人(でいえたひと)。気付けばどこかの王城にいた俺は、同じく日本から召喚された同郷者と共に、神官から職業の宣託を受けることになった。戦士か賢者か、あるいは勇者かも?……などと期待していた俺に与えられた職業は、何故か「はけん」だった……。確かに元派遣社員だけど、元の世界引きずりすぎでしょ!――この物語は、ネタみたいな職に就いたぼっちの俺が、こつこつ狩りに勤しみながら、偶然出会った無愛想な賢者と共に異世界でちょっぴり活躍する――そんなお話。