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40年前────
生命が地上を支配するとある星が、突如一匹の怪物によって絶滅の危機に陥っていた。
その他に住まう戦う力を持つものたちは、我らの命を奪わんとする怪物を討伐せんと動いた。
しかし、世界の危機に脅かすほどの力を持った怪物の強さは我らの想像をはるかに超えたものであった。
────討伐ランクは史上最高のSSS。
それが意味するものはランクこそ表されど、討伐不可能というもの。
生命たちは誰もが絶望し、逃げ場のない恐怖に怯えて震えるほかなかった。
そんな時、一人の人物によって世界の敵であり何にも変えられぬ脅威である怪物を単独で倒してしまった。
その者の名は────。
文字数 13,802
最終更新日 2018.05.12
登録日 2018.05.12
「いてててて、意外とやるなこいつ」
そう一人呟くのは、純白に染まった白に一筋の黒素が入った髪の少年。
彼の前に立ちはだかるのは一体の巨人。その大きさは並の城を容易く超えるほどの巨体、拳に宿る力は地割れを起こすことも難しくないだろう。
勝利という言葉が馬鹿馬鹿しくなるほどにその巨人の覇気は常軌を逸し、巨人の目線を一身に背負う少年の絶望感は想像に難しくないだろう。
そんな巨人を前に少年は臆することなく立ち塞がっている。それもその瞳には恐怖など存在せず、誰が見ても不可能なはずの勝利を確信した光だけが強く輝いていた。
一体何故少年はあり得ない未来を自身の糧とし絶望に打ちひしがれることなく立ち続けることが可能なのか。その疑問は万人の人々が抱くことだろう。
そしてその疑問に答えるかのように少年は薄ら笑いを浮かべながら巨人へと一歩一歩足を歩ませた。
「何故俺が立っていられるかって?簡単さ、神域戦争初っ端の激戦潜り抜けた俺にとってはこの程度の奴なんて強敵でもなんでもないのさ」
そう、それは子供の身体からは想像出来ないほどの力を宿す闘神と呼ばれた少年の物語である。
文字数 3,328
最終更新日 2017.12.22
登録日 2017.12.22
自身の父を死に導いた人物、それは剣聖である祖父であった。
主人公・ミルミは、祖父を何度も恨んだ。何が剣聖だと、息子一人守れない人間が剣騎士の頂点に立っていることが許せなかった。
そしてミルミは人生初めて祖父と相見えることになり、〝殺してやる〟と意気込む。
しかしその出会いがミルミの人生を大きく変え、後に本物の最強となることをまだ誰も知らない。
文字数 30,120
最終更新日 2017.08.26
登録日 2017.08.05
だれよりも人間を嫌う男 闇無ユウ 孤独な存在の彼は、突然魔法陣が足元に浮かぶーーこの魔法陣が彼の人生を大きく変えることになることを、まだ誰も知らない
小説家になろう同時連載です。
文字数 30,647
最終更新日 2017.06.14
登録日 2017.04.01
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