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【完結しました!】(長編:6作品目)
成都大二回生の立花雄吾は、親友の西城直樹が、想いを寄せる桐谷詩音と交際したことを知る。嫉妬で悶える雄吾のもとに天使が現れた。「人間の望みを正しく叶えるが故の調査」の一環で、天使はサンプルに選ばれた雄吾の望みを叶えてくれるという。「他人に成り代われる力」を望んだ彼は、詩音との甘い夜を期待して直樹になるが、そうして見たのは男の死体と、笑みを浮かべる詩音の姿だった。彼らが人を殺した理由。雄吾は『成り代わり』の力を使い、調べることにしたが、それは開けてはならないパンドラの箱だった。
文字数 142,501
最終更新日 2024.03.03
登録日 2024.02.15
(長編・第3作目)
見知らぬ屋敷で、失った記憶を探す物語。
目が覚めると、記憶を失っていた———。
記憶喪失状態の関口が目覚めたその場所は、見知らぬ屋敷だった。
背負ったリュックサックに入っていた封筒より、自分が「九月二十日に起きたこと」を思い出すため、『記憶さがし』をしていることを知る。
一人記憶の散策を始める関口だったが、「息子の死の原因が自分にあること」「複数の女性と関係があること」「包丁で刺されたこと」「数ヶ月前に同僚が殺害されていること」等、身に覚えのない記憶達が彼を翻弄する。
さらには謎の怪物が現れ、訳もわからぬうちに襲われる。
いったいここはどこなのか?
なぜ、記憶探しをしているのか?
そして九月二十日に起きたこととは?
文字数 187,631
最終更新日 2021.06.30
登録日 2018.10.23
(長編・第1作目)
馴染みの消費者金融会社の社員である小林を殺害してしまったフリーター、鷺沼。ある日、そんな彼の元に届いたのは、一丁の拳銃と包丁、そして脅迫状だった。
「一月十日、スカイタワーシティホテルに行き、警備員の柳瀬川を殺害しろ。できなければ、お前の犯した罪を公表する。もしできればお前の罪は公表せず、一億円の報酬を渡す」。罪を明るみにされる恐怖と巨額の報酬に目が眩み、彼は一月十日にホテルへと赴いた——。
フリーター、消費者金融会社の社員、ホテル警備員、キャバクラ嬢、警察官…東京都S区西街に生きる様々な人間が、一月十日を舞台に騒動を繰り広げる。果たして彼らはどのように行動し、どのように絡み合い、どのような結末を迎えるのか。
初めて書き終えた長編です。至らない点もあるかと思いますが、お読みいただければ幸いです。
文字数 192,145
最終更新日 2019.10.01
登録日 2018.03.25
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