以下作品に関する話になりますので、本編未読の方はご注意ください。

・ヒロインについて
　ヒロインの状況については作中ある通り死んで、異世界転生した形になります。中身は成人女性なので正直いろいろときつい。本人は百も承知。自室に帰るたびにうなだれています。しかしながら他にどうしたらいいかもわからないので似非ヒロインを演じ続けていました。ちなみに本作後ではシャングリア崇拝予備軍となります。生前助けられず死んでしまった彼女にとって、助けに来てくれたシャングリアは救世主に等しい存在です。
　ちなみに名前である瓜子すずめは成り代わられたヒロイン瓜子姫と、「生まれ変わり」「いたずら好き」の花言葉を持つスズメウリから来ています。

・このあとの話について
　最後に隣国ボンベイという国を出しました。水の祭り事変の犯人である4人の男はボンベイの国民でした。交渉の末、4人の身柄はボンベイへ。グナエウス王国は貸しを作る形で終結しました。
　そしてその後ボンベイ王国は誠意があること、害意がなことを示すため、その国の王子、ニコラシカ・ボンベイをグナエウス王国に留学に出すことにします。
　……から始まる第二部！
　この隣国の王子、実は転生者。しかもこの世界はギャルゲの世界らしい。パトラさん、マーガレット嬢etcが攻略対象。さらにシャングリアは難攻不落の隠しルート！
　「なんでさ！隠しルートなら隠しておいてよ！隣国の第二王子（笑）に手を出そうとしないでよ！」
　とそんなこんななノリで始まる第二部。
　降板したヒロインことヘレン・アドリア嬢から情報をもらいつつ、何とかボンベイ王子を母国へ返却したい。
　ギャルゲ？攻略？そんなことより私は護衛隊長のヒューイさんの外堀を埋めていきたいぞ？ヴァージンロードに引きずり込みたいぞ？？

　て感じの続きを考えていましたが普通に力尽きたので完結しました。
まあそもそも発端が深夜テンションのくそギャグなので。継続連載するだけの勢いがありません、はい。
　ただ珍しくキャラクター設定細かく作ったのでちょっともったいないな、と思ってるのでもしかしたら戻ってくるかもしれません。

　2016年から3年間本当にありがとうございました！
　これからもよろしくお願いします！