Ayuさん
こんな感じでした~!
ここでのヴォルフは本当に駄目な奴でした……!
妹ばかり~ 5章7話没話(2)
「む……」
と小さく声を漏らしたのはヴォルフの方だ。
ヴォルフの感情が伝わってしまったのか、彼女の方も黙ってしまう。
そのまま互いに顔を見合わせて、少しの間。
瞬きだけを繰り返したのち、彼女が戸惑った様子で目を逸らした。
「あ……ええと……」
先ほどの謝罪の勢いも失せ、彼女はためらいがちな言葉を漏らす。
手は行き場がないように、もじもじと握りあわされていた。
「あの、ありがとうございます。父のことも……アーシャも、すぐに休ませてくださって。なにもかも、本当にご迷惑ばかりで……」
「いや」
――君の妹だから。
追い返してもよかったのに、屋敷に招き入れた。
喚く男にそれらしく返し、本物のアーシャを優先して場を収めた。
彼女が――アネッサが、それを望んでいるだろうと思ったから――。
頭の中の言葉を、ヴォルフは一つも口にすることができない。
声に出そうと口を開くのに――未だに残るわだかまりが、音にできないまま言葉を呑みこませてしまう。
代わりに出てくるのは、面白みもない逃げ口上だ。
「…………それより、妹の様子を見に行かなくていいのか?」
「えっ……あ、はい! そ、そうですよね……!」
はっとしたように彼女は顔を上げる。
どことなくぎこちない表情に、今度はヴォルフが目を逸らした。
「……部屋へ案内する。行こう」
苦々しい顔で言うと、ヴォルフは彼女の顔を見ないように、先に立って歩き出した。
◆◆◆
供養ここまで
どう考えても1000文字以内なのにエラー出るのは、改行も一文字として数えられてるからですかね。。。
ヴォルフ様のあの時の心情はこんな感じだったのですね( *¯ ꒳¯*)
アネッサの時はヴォルフ様やっぱりまだ怒ってるのかな?って
アネッサと一緒に不安にもなりました
けどヴォルフ様もアネッサと気まづくて話せなかっただけなのですね(。>ω<。)
こんな可愛くて見ているだけでほっこりできるヴォルフ様とアネッサが大好きです!(。•௰•。)💓🎵
mariyさん
偶然に感謝!没話も楽しんでいただけて嬉しいです~!
本編も楽しんでもらえるように祈ります!
candyさん
見つけていただけて嬉しいです。
たまーに長めの没が出たときに供養するのでよろしくお願いします!
矢口日さん
ああー……やっぱり改行含まれているんですね……。
ヴォルフはアネッサと違ってしがらみがないので、シンプルに恋に浮かれたり沈んだりしているようです。
たまに供養が入るので、見つけたら楽しんでいただけると幸いです!
改行も一文字みたいですね、、。
アネッサ視点で読むとあんなに辛いのに、ヴォルフ様視点だと何故かもどかしいラブコメ感がすごい、、。そしてちょっと安心しました~
読めて嬉しかったです!日々の更新とご供養ありがとうございます!
偶然、通りがかり
とても面白い作品に出会いました。これは、初めから読まさせていただきたく思います。没話も勿体ないほど、面白いと思います。今後の展開期待させていただきます。
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