バイオリンの話

※30話のネタバレを含みます。







 おまたせしました。やっと更新できました。

 雇われている主人に歯向かう侍女もすごいですが、帝国の憲兵を操って娘を取り戻そうとする伯爵もすごいですね。
 末娘が居なくなって、伯爵はずいぶん応えたようでした。やっと自分の考える幸せと、娘の考える幸せが違うことに気づいたのですが、当時は伯爵の考える幸せ(貴族同士の結婚)の方が一般的でしたから、無理もありませんね。

 久しぶりにエドガーが登場して改めて思いますが、兄と弟で性格も考えも全く異なっていて驚きますね。これは嫡男と次男の育つ環境の差が関係しています。また当時は後妻の子が遠ざけられたり(後妻によってはその逆もしかり)、貴族同士の間に生まれた子でなければ婚外子とされ貴族扱いされなかったりなどということもありました(ここまで言っておいてなんですが、シュミット兄弟は同じ両親という設定です)。

 さて、次回でいよいよ完結の予定ですが、次の更新の目処がたっておりません。もう話の内容を忘れてしまったという読者様もいらっしゃるかと思うと大変申し訳ないのですが(そもそも長編でいつ更新されるのかもわからないのに読んでくださっていることが奇跡)、何卒ご理解のほどよろしくお願いします。秋の間には完結させていきたい所存です。

 それでは。

 先日の台風で、被害に見舞われた方に、謹んでお見舞い申し上げます。1日も早い復旧をお祈りいたします。

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登録日 2019.10.14 02:19

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