昔から「ヒット作」とか「ヒットを飛ばす」って言葉に引っかかってたんですよね。
　あれって多分、野球からひっぱった言葉だと思うんですが、表現してる側からいうと「作品」って、野球に例えると打つ方じゃなくて、ピッチャー寄りというか、ボールを投げる行為に近いんじゃないかと（笑）。
　だって文章にしろ映像にしろ、作り手はそこに自分の思いとかを乗せて、自分なりに鍛えた技でもって相手の心に投げつけるわけでしょ。
　なんでそれを打っちゃうかなぁと（笑）。
　まあ「ヒット」のイメージとしては、作品が爆発的に受け入れられ、人気が出て、バンバン売り上げを稼いで、空高く打ち上がって行く様子を指してるっていうのは判るんですけどね。
　、、その二つの間のね、繋いでいる部分を、いともあっさり切って言っちゃうじゃないですか、世の中って。
　だから「ヒット作じゃない＝駄作！」みたいな。
　人間も一緒ですね、「仕事に成功しないor失敗した人間＝ダメ人間、生きてる価値がない」みたいな。
　この図式、当てはめていくと切りがない位あるんですよ、年収００万以下、人間じゃねーみたいな。
　それってなんか違うよね、、っていうのが最近のアンでなんですが、そんなワタクシめが、今度もライト文芸大賞にエントリーしますよ。
　たぶんヒットしないと思うけど、だって投げ込んでるゾーンが到底ヒットする場所じゃない（笑）。
　アルファさんが、これここに投げてくれたらカキーンと打っちゃうよって言ってくれてる所から外れてるんだもん。
　でも投げたいんだよねー、誰かの胸のど真ん中に！（←自分で書いてて赤面してます）
　この考え方に賛同して下さって、作品がお口に合うようでしたら、「応援してくれ！オラ、頑張っちゃうゾー」だからな（笑）。
　あっ、作品名は今の所「姿食堂始末記」を予定、、、このタイトルからなーんとなく、あーんなテンプレや、こんなテンプレを想像してる？
　多分、全然違うと思うよ。
　だからヒットゾーンじゃないんだってば（笑）。