『ヒーローズ・トーナメント』第十一話を、
無事に公開できました！

今回の話には、気持ちが入りすぎていて、
また全身が、今も、ぶるぶると震え続けています。

スーパーヒーローは、多少、性格が歪んでいても、
みんな、イケメンや美女の、健常者ばかりです。

もちろん全員では、ないですけどね。

でも僕は、それが、納得できませんでした。

僕は、交通事故をきっかけに、うつ病を発症し、
完全かんもくという症状を経て、失声症になりました

今でも、まともに声が出ませんし、
日常会話にも、支障があります。

だいぶ回復し、ヒソヒソ声で会話はできるのですが、
会話した相手には恐らく、１００％、対人恐怖の奴と
ばれていると思います。

事故きっかけなので、僕は、自動車と、運転と、
運転手にも恐怖心があります。

自転車にも、乗れなくなってしまいました。

まぁ、僕ていどの精神障がい経験者は、山ほどいると思いますが、

それとは別に、ゴー・キラーには、特別な思い入れがあるのです。

むかし『エレファントマン』という映画を観ました。

ほとんど、話も覚えていないですし、
ただただ、悲しくなった記憶があり、
二度と観たくないと思っていたのですが、
そのとき、なんで、誰も友達になってあげないんだ！
って、強く思った記憶があるのです。

本が好きな、おだやかな若者だったといいます。

人を恐れていたのが、人の優しさに触れると、
素直に心をひらいたといいます。

人間の、運命の残酷さを描きたいんじゃないんです。

物語の中だけでも、スーパーパワーと、一人の友達を
あげたかっただけなんです。


今回、それが、少しだけ、かないました。


独りよがりで、勝手な妄想だと、わかっています。


でも、物語の世界を愛した、遠い異国の、
遠い昔に亡くなった一人の青年に、
物語の中で、ほんの一歩だけ、歩みよりたかった。

それだけです。


多くの悲しみが、少しでもなくなり、
皆が、優しい気持ちになれますように



おやすみなさい