誤解を与えそうなので、追記します。
女性のヒーローには『異常者型』しか、いないと定義しましたが、それは、無個性という意味では、断じてありません。
逆です。
女性のヒーローは『異常者型』の中で、さらに、
４タイプに分類されるのです。

①子のために、我が身をボロボロにして相手を殺す
『狂戦士タイプ』
②愛する人も、愛を邪魔する人も、愛する人の敵も、
絡めとり、封じて、思うままにする
『女郎蜘蛛タイプ』
③その魅力で、あらゆる強い男や、女を魅了し、
操って、自分にとっての〝敵〟を脅し、倒す。
『花魁タイプ』
④知性と科学や数学(ジャンルによっては魔導や呪い)の力により、自己の達成感を得るために、敵を(悪とは限らない)倒す、機械のような
『無感情タイプ』

この四種です。

タイプ④など、人間じゃなくロボットや宇宙人でも、
オーケーです。

どのタイプにも、男性型のものも存在するのですが、男性の場合は、同タイプだと、悪役の場合が多いかと思われます。
好例が〝ハンニバル・レクター〟です。

どのタイプも、モンスターと紙一重ですからね(笑)

でも、このスタイルで描かれた女性ヒーローは、
間違いなくカッコいいです。
記憶に、刷り込まれます。

ティム・バートンのバットマンに出てくる
『キャットウーマン』も、猟奇的な化け物でしたし。

やはり、鍵は、そのへんにありそうですね。

ディズニーなどの、
主張する、力強く正しい女性のヒーローは、僕には、魅力が感じられません。
男性と腕相撲して、負けてもらって、
男って弱いわね！って言ってるように見えるのです。

それはヒーローではなく、馬鹿で世間知らずな、
お嬢様の類いではないでしょうか？

ヒーローは夢物語ですが、説教くささは不必要です。
それが許されるのは唯一『メシア型』のみ。
キリストと、スーパーマンだけです。
(あと『Ｘメン』のプロフェッサー・Ｘも、数少ない『メシア型』ですね)

僕はクリスチャンじゃないので、キリストの正論は、無視しますが(笑)

ディズニーでも、唯一
『ミスター・インクレディブル』の
『イラスティ・ガール』だけは、大好きです。
あれは、僕の分類では、家族を最優先する
①と④の中間のようなヒーローなので。
正解を選択していると思います。


かっこよさこそが、正義で、
正論は、ダサいですよね。