〝論〟なんて、えらそうなもんでもないのですが(笑)
まず、月並みな入口ですが『ヒーロー』を、辞書で、調べてみました。
『①英雄。勇士。②はなばなしい活躍をした人。
③小説・演劇などで、男の主人公。⇔ヒロイン』
と、あります。
ここで問題なのは二点です。
①スーパーヒーローについての記述がない点。
②対義語が『ヒロイン』になっている点。

まず問題①ですが、
日本における『ヒーロー』の定義が、少々、いいえ、かなり、捩れているというのも、問題を、ややこしくしています。
恐らく、原因は『スーパーマン』だと思うのですが。
悪人から市民を護るために、クラーク・ケントは、
スーツ姿の、さえない新聞記者から、颯爽とした、
ヒーローへと姿を変えます。
この〝姿を変える〟部分を、ヒーローの定義だと、
当時の日本人が勘違いしてしまったのでしょう。
要するに、日本ではヒーローとは、イコール『変身』に、なってしまいました。
でも実は、スーパーマンにしても、逆なのです！
クリプトン星人『カル・エル』が、地球人にまぎれるために、スーツ姿に、変装しているのです！
そして、戦うときも、変身は、実は、していません！
服を、脱いでいるだけです(笑)

スパイダーマンや、バットマンも、
変身ではありません。
こちらの二人は実は〝犯罪者〟なので、戦うときに、
変装しているのです。
悪者だと勝手に判断して、暴力を行使していますからね(笑)
コレ顔ばれすると、逮捕されます(笑)

アイアンマンは、あれは厳密には、ガンダムとかと、同じですね。
変身ではなく、機械の〝中に〟入っているのです。

何が言いたいのかと申しますと、ワタクシ、
ヒーローが、大好きなのです！！

ただ〝変身するのがヒーロー〟じゃないんですって、
それを解ってほしかったんです！！

僕のなかでは、
ボーン・アイデンティティーの
『ジェイソン・ボーン』も、
スターウォーズの『ジェダイ騎士』も、
スリーハンドレットの『スパルタ人』も、
みんなヒーローなんです！
マッドマックスの『マックス』もです！

ここで、問題②が、また頭をもたげてきます。
ヒーローの対義語が、ヒロインという問題です。
女性のヒーロー、メッチャいるっちゅうの！！
という、大問題です(笑)

ただし、ここにもまた、
新たな『誤解』が存在するのです。
ーつづく。