『周一郎舞台裏』5.シーン305(1)アップ。
「カーットカットカット!」
伊勢は膨れっ面で喚いた。
「違うって言うのに! 友樹君、それじゃ、直樹と同じだろう!!」
「珍しいな…」
ひそっと山本が高野に囁いた。
「ええ。NG3回目、修一さんにしては新記録ですよ」
高野が溜め息まじりに返す。
「やっぱり、あの件が響いているのかな」
「友樹さんのことですか?」
「そ。あの雅子さんが行方不明、おまけに麻薬常習者の疑いもある、なんて派手にすっぱ抜いたからな、旭日が」
「3日前でしたっけ……でも、どこから漏れたんだろう」
「え?」
「そういうことのガードは佐野さんが完璧なはずなんだけど」
「あの人も人間だ、ミスる時もあるさ」
伊勢は膨れっ面で喚いた。
「違うって言うのに! 友樹君、それじゃ、直樹と同じだろう!!」
「珍しいな…」
ひそっと山本が高野に囁いた。
「ええ。NG3回目、修一さんにしては新記録ですよ」
高野が溜め息まじりに返す。
「やっぱり、あの件が響いているのかな」
「友樹さんのことですか?」
「そ。あの雅子さんが行方不明、おまけに麻薬常習者の疑いもある、なんて派手にすっぱ抜いたからな、旭日が」
「3日前でしたっけ……でも、どこから漏れたんだろう」
「え?」
「そういうことのガードは佐野さんが完璧なはずなんだけど」
「あの人も人間だ、ミスる時もあるさ」
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登録日 2016.12.08 23:47
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