皆さま、お久しぶりです。

おめー続き書かずに何やってやがった！という声があるやもしれません。
むしろ興味すら失った方もいるでしょう。

何故にしばらくお休みしていたのか、と言えば、やはりメンタル的な所が大きいです。
第1作目を投稿してから、約三ヶ月間毎日のように小説を書き続けました。
日々の仕事に追われ、家事や育児もそこそこにこなし、僅かな空いた時間と睡眠時間を削り執筆に勤しんでおりました。
その無理があったせいで仕事でトラブルがありまして、精神的にズーン……と落ちておりました……。
我ながら情けない限りです。

もしかしたら、小説を執筆している方には共感してもらえる方もいるのかもしれませんが、不思議なもので精神的に落ちていると書けなくなるのです。
イメージが浮かばず、表現が出来ず、無理して書いたモノは読み返して白紙にしたくなるモノばかり。

所詮趣味で始めたもの。
それなのに、多くのお気に入りを頂き、その数を気にしたり、ランキングの順位を気にしたり、毎日頑張らないとっ！という義務感に駆られるようになっていきました。

それなのに書けなくなる自分。
最初はとっても楽しかったのに、なんでー？と疑問が浮かぶ。
他の事をやって気分転換もしてました。
音楽聴いたり映画観たり、ゲームしたり。

でも、今また続きを書き始めました。
それは、エタる人へと向けた言葉の一つ。

“自分の作り上げたキャラ達に責任を持て”

そんなん言われても、重荷なだけじゃいっ！
と最初は思いました。
でも、自分にとって生み出したキャラクター達は今も尚大好きなままです。
そんな彼等の終わりを見たいのは、自分も同じです。

だから、この作品の最後をひたすらに考えました。
どんな終わりにするのか。
今まで実は漠然としていた終わりをひたすら考えました。
次の一話ではなく、終着点を考えたんです。

確かな最後を決めた事で、また書けるようになりました。
不思議です。



長い休載を経て、読者はきっと減ったでしょう。
でも、構いません。
自分にそこまで才能があるとは思ってません。
四千を超えるお気に入りは過剰評価だとも思ってます。

そんな自分の作品を待っていてくれた人がいる事に、本当に感謝しかありません。
そんな僅かな人の為に。
作品の登場人物達の為に。
自分の為に、もう一度書いていこうと思います。